今回は、ディズニーとは全然関係ない記事になっています。
平成30年9月1日、札幌市中央区北1条西1丁目のわくわくホリデーホールで開催された第85回NHK全国学校音楽コンクール・北海道ブロックコンクールの高等学校の部を観覧してきました。
北海道内8地区の代表(全10校)が参加し、どの地区の代表校も素敵な歌声を披露してくれました。
各地区代表の皆さん、素晴らしい歌声を聴かせていただき、ありがとうございました。
今回の金賞は、ものすごいサプライズでした!!
閉会式の前に、司会者から「審査が難航しています」とアナウンスがあったので、どの学校が金賞をとってもおかしくない状況だったのでしょう。
結果は、全国コンクールの常連である「北海道帯広三条高等学校」(以下「帯広三条」という。)が銀賞という波乱が起き、「北海道旭川東高等学校」(以下「旭川東」という。)が金賞をとりました。
常連校が敗れるという波乱はどこにでもあることですが、今回のサプライズはそれだけではありません。
なんと「旭川東」は、指揮者、伴奏者が生徒なのです!
指揮者は、3年の「田畠佑一」さん、伴奏者は1年の「佐藤琢哉」さんです。
生徒主体の演奏がどういったものなのか、実際に聴くまで正直あまり想像ができませんでした。
しかし、「旭川東」の歌声を聴いたとき「これを生徒だけで作り上げたのか?」と思うと同時に、鳥肌が立ちました。
素人の私にも、他校と違った「表現力」、「抑揚」、そして「歌うことの楽しさ」が伝わってきました。
北海道の合唱事情に詳しい知人に話を聞くと、顧問の先生は、合唱を指導できる先生ではないようです。
数年前までは指導できる先生がいたようなのですが、転勤になったそうです。
公立高校なので仕方ないですが、指導者がいないというハンデが、逆に生徒たちの絆をより一層強め、良い結果につながったのしょう。
それにしても、選曲からすべて生徒だけで作り上げた「旭川東」の皆さんには脱帽です!
今回特に注目したいのは。指揮者である「田畠佑一」さんです。
「田畠佑一」さんは、全校が発表した後に行われるステージ開放で、伴奏、指揮まですべてやってのけ、その非凡な才能を見せてくれました。
ある曲では、楽譜も見ないで伴奏していたので、即興でやったのでしょうか・・・
この才能を、全国の皆さんが目にすることになります!
「旭川東」の皆さん、全国コンクール出場おめでとうございます!
一道民として、本当に誇らしいです。
全国の皆さんに、素晴らしい歌声を届けてください!応援しています!
北海道ブロックコンクールに参加した皆さん、感動をありがとうございました、そして、お疲れ様でした。
歌うことの楽しさを忘れず、応援してくれている方々へ感謝を忘れず、これからもがんばってください。
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうござました。
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