世の中には、「ディズニー関連本」といわれる本が一体何冊あるのでしょうか?
ディズニーリゾートのガイドブックやキャラクターに関する本、あるいは経営術や自己啓発の類のもの・・・。
きっと星の数ほどあるのでしょう。
正確に数えることなんてできないかもしれないですね。
今日ご紹介したいのは、そんな数あるディズニー本の中からこの一冊。
「一生の仕事が見つかるディズニーの教え」
著者の大住力さんは、東京ディズニーランド等を管理・運営する㈱オリエンタルランドで約20年間勤務するという輝かしい(うらやましすぎる!!)経歴をお持ちでありながら、ある夢を追いかけるためにディズニーランドを飛び出します。
その夢とは「難病を患っている子供とその家族を、ディズニーランドに招待して楽しんでもらいたい」というもの。
その思いを胸に、大住さんは「難病の子どもとその家族へ夢を」という公益社団法人を立ち上げるのですが、そこに至るまでのさまざまな苦悩・葛藤・人々との出会いが、感動的かつ、ご自身の人柄を思わせるような、気さくで時にはユーモアたっぷりの文章でつづられています。
ディズニー大好き!という方はもちろん、オリエンタルランドの経営術に興味がある方、あるいは自分探しの旅の途中の若者や、会社勤めに疑問を感じているサラリーマンなど・・・様々な方々が、著者の生き方からヒントを得ることができるのではないでしょうか。
作品中には、随所にウォルト・ディズニーの宝石のようにキラキラした言葉たちが散りばめられていますが、やはり一番心に残ったのは、帯にも書かれていたこの言葉でした。
「どんな夢でも、追い求める勇気があれば必ずかなう」
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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