2018年6月14日にオリエンタルランドから発表された「東京ディズニーシー」拡張計画ですが、2022年度中の開業を目指していましたが、2023年度中に変更になると発表されました。
ちょっと残念ですが、仕方ないですね。
発表されていた拡張計画の概要です。
新たに開発する 8 番目のテーマポートは、「魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界」をテーマとし、ディズニー映画『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ピーター・パン』の世界を、本プロジェクトのために新たに開発する 4 つのアトラクションなどで再現した 3つのエリアと、パーク内に位置し、最上級ランクの部屋を有するディズニーホテルで構成されます。
この「東京ディズニーシー大規模拡張プロジェクト」では、既存施設への追加投資として過去最高となる約 2,500 億円をかけ、東京ディズニーシー開業以来最大の面積を拡張し、2022年度中の開業を目指します。
©Disney
なぜ延期になったのか、検証してみましょう。
当初、2500億円をかけ拡張する予定でしたが、それ以上に建設コストがかかるのではないかと推測します。その背景には、「働き方改革」によるスケジュール調整、建設業界の人手不足、があるのではないかと思います。
今までの建設業界は「土曜日、祝日は仕事、休みは日曜日のみ」というのが一般的でした。しかし、それを良しとしない時代になってきています。建物を建てる期間が長くなれば、それだけコストもかかります。
そして、建設業界の人手不足は全国的な問題になっています。若手の作業員が確保できない、熟練工が高齢になりやめていく、作業員が少ないため施工スピードが落ちる、今までオリンピック関連施設の建設に作業員が優先的にまわっていたため、拡張計画が思うように進まなかった、今までのスケジュール感では建物を建てることが難しくなってきているのではないかと思います。
あとは、OLCの収益ですが、先日、2020年3月期第3四半期決算が発表されました。前年同期比4.6%減となっていましたが、前年度は東京ディズニーリゾート35周年という特別な年だったため、収益は大きく伸びました。その収益に対して4.6%減で進んでいることは、OLCの職員、東京ディズニーリゾートのキャストの皆さんが頑張っている証拠です。
拡張計画の中止という最悪のケースではありませんでしたので、拡張計画の完了を首を長ーくして待ちましょう!
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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